おつきあいいただいた
今年の春の桜、
いよいよ最終章になりました。
半木の道から岡崎、そして
平安神宮 応天門をくぐり、
境内へ
本殿の白虎楼の向うに側に見える
紅枝垂れ桜
都の優雅な桜と云えば
「平安神宮の枝垂れ桜」が思い浮かびます。
その優雅な佇まいは
桜の美しさに酔うという言葉が一番あてはまるかもしれません。
紅の雲と
「細雪」に谷崎潤一郎が表現し
天から覆い被さるような
一面の紅枝垂れ
今年で三度目ですが、桜の色も濃く紅色に近い状態でした。
この日は午前中、曇り空だったのですが
平安神宮に行ったら
雲が晴れて
青空も見え、
観光客も思ったよりも少なくて
ゆっくりと庭園を見ることができました。
その美しさにため息ばかり。。。
平安神宮の桜は
3種類の桜の見方があると云われ
2番目の写真のように
仰ぎ観る桜、枝垂れる桜、水面に映る桜
青丹の社殿に映える
紅枝垂れ桜の美しさに心打たれます。
ソメイヨシノや紅枝垂れ、大島桜など
いろいろな品種が美しく融合しています。
神泉苑は、作庭家
小川治兵衛氏によるもの。
池泉回遊式庭園
東神苑まで来ると
枝垂れる桜を
あらゆる角度から眺め
栖鳳池に出てくると
今度は水面に映る桜
向うに見える泰平閣と一緒に
枝垂れる桜を眺めながら
簾にかかる桜の愛らしさ
このあたりにさしかかると
庭園もそろそろ終わりに近づき
栖鳳池に映りこむ水面の桜色に
立ち去り難い気持ちになります。
神苑の外側から白虎楼と八重紅枝垂れ
左近の桜は、少し花の時季も終わりを迎えていました。
今年の私の京都の桜も
これで終わりです。
父と見た桜、思い出と共に見た桜
京都のお友達と見た桜
今年も沢山の美しい桜を魅せてくれて
ありがとう。
次回は東京新宿御苑の
八重桜です。
私の桜ショット&お花見弁当