奈良ホテルへ
2017年 04月 16日
今年の春の帰省初日は、
父の提案で奈良方面に行くことになりました。
京都で父、義妹と待ち合わせをして近鉄特急に乗って奈良へ。
ちょうどお昼頃に奈良に到着。
ランチを食べに行ったのは
憧れの奈良ホテルです。
古い建築やクラシカルホテル好きの私にとって
今回は宿泊はしませんでしたが
行ってみたかった場所です。
東京駅舎を設計したことで知られる辰野金吾氏と片岡安氏の設計によるもので
古都奈良の景観に配慮して
屋根は瓦葺で木造2階建て
屋根の上には鴟尾(しび)を配置して、壁は漆喰仕上げ。
内装は桃山風の華麗さとドイツの重厚感が混在しているそうです。
和洋折衷の美しさ
ホテルの中に入ると
まず目に飛び込んでくるのが
和の趣の
大きなシャンデリア
奈良の焼き物、赤膚焼きで作られた
陶製擬宝珠が一際目を惹きます。
ホテル内には、日本画の美術館級の絵画が飾られ
今まで宿泊したり、食事やお茶をしたクラシカルホテルとは一線を画す
独特の雰囲気が漂っています。
「撮影しても良いですか」と尋ねたら
快く、ホテルの方もフレンドリーで
優しく説明してくださいました。
メインダイニング「三笠」
こちらは、天井の照明のみ写真を撮りました。
日本人には、落ち着く空間です。
大倉陶園の食器と新潟にある銀食器メーカーのカトラリー
奈良ホテル
伝統の味、ビーフ・シチューをいただきました。
なんと、嬉しいことに
テーブル席からは
興福寺の棟も見えて
こんな素敵なプランを考えてくれた父に感謝です。
by teineinakurasi
| 2017-04-16 10:00
| 奈良