奈良西ノ京 唐招提寺
2016年 10月 28日
11月の紅葉まで帰省の予定はありませんでしたが
夏以来、すっかり体調を崩してしまい、
まだ、本調子とは言えないのですが
ふと奈良を訪れてみたくなり
数日帰省することになりました。
訪れたのは
日本に仏教を伝来した中国の高僧、鑑真和上が開いた古刹です。
南大門
金堂
平成の大修理を終えた美しい伽藍の数々
美しい土塀
もう、つわぶきの花も咲いていました。
境内には、ひとあし早く
紅葉している場所も
そして御影堂近くの
道端には、萩の花が楚々として咲き誇り
美しい瓦屋根
これも奈良の心打つ風景のひとコマ
宝物館で見た木の仏像はじめ、金堂のしびや勅額など
天平の息吹きを感じることができる宝物ばかりでした。
特にその美しさに感動したのは、
頭部両手部分を無くしてしまった
「唐招提寺のトルソー」と云われる仏像
京都や鎌倉で見る仏像とは
異なり
奈良の木彫の仏像の「素」の美しさに感動しました。
静謐な境内を散策しながら
なにかしら
心の中に少しエネルギーをいただいたような気がします。
こうして
古刹や四季の花々を撮ることが
私にとって
やはり心落ち着くことだなと改めて思いました。
by teineinakurasi
| 2016-10-28 11:49
| 寺社散策